北海道高等学校軽音楽連盟とは

【あいさつ】

  生徒から「軽音楽部をつくりたいから顧問をしてくれませんか」といわれ顧問を引き受けました。ところがギターの経験はあったもののほかの楽器はできないし、一体何を指導すればいいのだろう?そう思いながら貸しスタジオのような練習をしていました。そのうち生徒から「○○高校はすごいらしい。練習見学をしたい」といわれ見学に行きました。そこには「部活動」がありました。部員全員が集まり、目標を持って互いが切磋琢磨して練習に取り組む「軽音楽部」があったのです。顧問の先生から「今度部員全員を連れてきたら」と言われ、2校での交流会が始まりました。「△△△高校はライブが楽しいらしいから見学したい」生徒の言われるままに交流の輪を広げていくと、自分と同じように日々の活動に悩んでいる顧問の先生がいることを知りました。

 生徒が刺激を受け「上手くなりたい」という思いから熱心に練習に取り組むようになり「同好会から部にしたい」と言われ申請してみると「高文連がないので部にする意味があるのか?大会もないのに何を目標にするのか?」と言われ、ほかの部活動と変わらず一生懸命やっているのになぜ?と考えさせられました。大会に出すようになり全国大会に行ったときに、軽音楽部にも百戦錬磨の名門校があることを知りました。その先生からいろいろなことを学びました。そこで全国には高文連軽音楽専門部を置く地区があることを知りました。次の年に突然大会が開催されなくなりました。突然目標を失い落胆する生徒の姿を見て、団体・企業に影響を受けずに生徒の揺るがない目標となる大会か必要だということを痛感しました。
 まだ学校ではなかなか評価されない部活動かもしれません。でも頑張っている生徒をしっかりと評価し、活動に苦慮している先生を支えたい。お互いが繋がって高めあえる集団になりたい。そんな思いから高文連軽音楽専門部の必要性を強く感じるようになりました。そのような「志し」から北海道高文連加盟を目標として北海道高等学校軽音楽連盟を設立しました。(田澤 英貴)

【これまでの歩み】

 

 全国高等学校文化連盟軽音楽専門部立ち上げを目指す、準備委員会からの要請もあり2012年度より北海道高等学校軽音楽連盟設立準備委員会を発足。

 

  活動の成果が実り、2016年5月11日、道高文連総会にて、「北海道高等学校文化連盟 軽音楽専門部」が設立された。

 現在、軽音楽連盟は高文連専門部と、お互いの活動を補完しながら、より軽音楽系部活動の活動が活発になるように、また、多くの学校で軽音楽系部活動が認められるように活動している。

2018年度連盟案内(各校に送付したもの)